勉強の話  2018年11月6日|火曜日

教養堂のこだわり資料① 『桜島の溶岩』

はじまりましたね。「教養堂のこだわり資料」シリーズ。どんなシリーズなんですか?

 

 -はじまりました。まぁ、その、「論より証拠」といいますけどね。勉強するうえで、やはり実物があった方がいいということで、教養堂の資料をご紹介していこう、というシリーズなのです。

 

なるほど。ひとつずつ紹介していくわけですね。例によって、ちょっと「ハズシ」気味なんでしょうね。

 

 -とんでもない!「本物」にこだわりますよ。

 

まず、最初にご紹介いただくのは、『桜島の溶岩』ですね。いきなりきましたね。

 

 

 -まさにマグマが冷えて固まった溶岩のカタマリですね。

 

これはどこで手に入れたのですか。

 

 -「現地」ですよ。

 

 

……そのまま拾ってきた、わけではないですよね。

 

 -まさか。自然物は勝手に持ってきてはいけません。しかも溶岩のカタマリは桜島のいたるところに見られますが、取るのには削岩機が必要ですよ。桜島をもっとも近く見られる場所が「湯之平展望所」なんですが、そこの売店で購入しました。念のため2個購入しました。

 

 

なんと売店で売られているとは。

 

-ええ。1個100円でした。しかし、ちょっと心配なので一応、売店の方に聞いたんですよ。「これ、本物ですか?って。」

 

すると?

 

-たしかに本物です、と。丸く削って売っているとのことです。

 

丸く削る作業代金も含まれているのですね。

 

-中1の理科の「大地」で火成岩を習うので、ちょうど良い資料になります。色が灰色っぽいでしょ。

 

たしかに。

 

-これは「成層火山」から取れる岩石で、富士山型のような山に多い色なんですよ。あと開聞岳とか。重要事項ですね。

 

実物の溶岩を見ればすぐわかりますね。

 

 

 -地理では鹿児島県は火山灰土のシラス台地でできていると言われていますが、桜島の火山灰ではありません。「姶良火山」の噴火によるものです。桜島の噴火より100万倍の大噴火で2万9千年前の大爆発によるものなんです。

 

その大噴火でシラス台地ができたんですね。

 

 -そうです。大量のマグマが地下から噴き出してきたので、地面はへこんでしまったのです。そういう地形を「カルデラ」と言います。

 

そのカルデラは鹿児島のどこにあるのですか。

 

 -鹿児島の「錦江湾」がそうなんです。

 

(錦江湾と桜島)

 

なんと錦江湾全体が噴火によってできたカルデラだったとは!

 

 -想像するに大迫力ですよね。鹿児島付近はカルデラの宝庫ですね。北には阿蘇がありますし、近くには池田湖もあります。

 

今回は『桜島の溶岩』でした。ありがとうございました。

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