勉強の話  2019年4月24日|水曜日

教養堂のこだわり教材⑥ 『資料アーカイブ』

今月は授業の資料を整理してアーカイブ化する作業をずっとしております。

主に理科や社会の資料ですが、膨大な量で一時期は断念しかけたのですが、みずからを鼓舞して整理を行ってきました。

 

主な資料

・各地の博物館、記念館、資料館の入場半券

・公式パンフレット、リーフレット、ペラ。

・新聞の切り抜き記事 特集記事

・現地で撮影した画像、動画。

などなど。

 

資料館の入場券なんかもけっこう面白いもので、青森の三内丸山遺跡は無料だけど、佐賀の吉野ヶ里遺跡は460円するんだとか、歴史の重要度に入場料の上下は関係ないみたいです。

 

新聞の切り抜き記事もけっこうな量になっていました。もう20年来集めていますので、なかには劣化して黄色くなっています。でも貴重な記事もあって、書籍とはまた一味違う貴重な資料です。歴史の遺物の発見や物理、化学分野での発見発表記事などは、簡潔にして的を得ており、第一級の資料になります。

これまでいろいろな箱やファイルに分散して保管していたのを、誰でも閲覧できるように管理することにしました。

 

一旦、新聞記事をスキャナーで読み取ってデータ化しようとしたんですが、なんかだめでした。

データにしてファイル化された途端、気軽にファイルを開けなくなるんです。

やはり、”モノ”としてそこにないと、価値が失われるんですね。

古びた新聞記事でも、情報量の密度が全然ちがうように感じます。

 

授業では説明の間もその単元に関する資料をどんどん回覧させています。

子どもたちに教科書や参考書にはない資料に触れてもらいます。

いわゆるアナログ的な資料の持つ輝き、というのがあるんですね。

 

資料アーカイブは、どんどん増やしていくつもりです。

塾生なら、いつでも調べるられるように時系列に、分野ごとにファイルで閲覧できるようにしています。

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