塾の日記  2022年7月15日|金曜日

2025年度「愛知県 県立中高一貫校」入学検査方法の方向性発表

中日新聞 愛知県内版朝刊より抜粋

(2022年7月15日付)

 

2025年度 県立高校の中高一貫教育の導入の検討部会第3回会議で、併設中学校の入学者は、筆記試験による適正検査と面接、調査書を基に決め、通学区域は高校に合わせるとした。

 

 

教養堂のブログ掲示板でも前回お伝えしましたが、県立中高一貫校の続報です。

2025年度に県立中高一貫校の併設中学校の入学検査のおおよその方向性が検討部会で示されました。

 

現在の小学4年生が新中1になる時の入学検査です。

いずれも県内有数の公立高校に中学校が併設されます。

高校受験をせず中高一貫6年で、「探求学習」など重視し、「愛知、日本、世界を支える人材を育成」すると設定されています。

 

 

入学者の決定方法

①適性検査

②面接

③調査書

 

 

「適性検査」について

思考力や判断力など小学校で学んだ内容を基にした教科横断的な内容

2023年度中にサンプルが県教委から発表予定

 

【教養堂ポイント】

☞私立中学校の中学受験のような小学校で習っていない内容ではなく、小学校の教科書範囲から思考力、判断力を問う問題が出題されると予想されます。

 

 

「調査書」について

小学5年、6年生の内容を点数化せず、参考にする。

 

【教養堂ポイント】

☞高校入試のような、「通知表評定」と「当日得点」を点数化して上位から合格を出すというのではない、と考えられます。「参考にする」がどこまで参考にするかは現在はまだ不明です。

 

「通学区域」について

尾張学区:明和高校・半田高校・津島高校

三河学区:刈谷高校

※津島高校は現行のままなら「尾張学区」ですが、普通科を「国際探求」の学科に今後改変されれば県内全域から通学可能です。

 

 

22年度中の県立中高一貫教育導入計画のスケジュール

(県教委の発表より)

2022年
4月 検討委員会と部会を設置
5月~10月  第一次導入候補校における導入の可否、具体化検討、中学校の施設整備に向けた準備
11月 「中高一貫教育導入計画(仮称)」案公表、パブリックコメント実施
12月 「中高一貫教育導入計画(仮称)」策定

 

次回は11月あたりに計画、パブリックコメントの発表が待たれます。

 

 

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