勉強の話  2017年11月25日|土曜日

勉強の流儀 みうらじゅん氏の「比較三原則」

みうらじゅん氏には強く共感することが多いです。

「ゆるキャラ」の名付け親、「見物記」による仏教のポップな紹介など、視点のずらし方で世の中に別の世界観を提示するという氏のカウンター的な立ち位置がすごく教養的です。一度、氏の業績を検証する授業をしてみたいものです。そこから分かる日本と世界の在り方、仏教とニヒリズムなど、かなり広範囲な検証ができると思います。

 

その中でも教育に関する言及で、『比較三原則』というものを提唱しています。

いわゆる『非核三原則』をオマージュしてのネーミングです。

 

あるラジオ放送から、

 

『「過去の自分」と、「親」と、「友達・知り合い」この3つと比較しなかったら、ものすごく楽なんだけど。比較しちゃうんですよね。』

 

これ、すごく大事な指摘です。比較してしまうがために苦しむこと多いですよね。

比較して前向きになれば良いのですが、自信をなくすことも多いのです。

子どもたちを見ているとそれが強く出てしまって本来の力を発揮できていない場合があります。

 

勉強は特に比較したり相対的な位置で考えると、効率ばかり考えるようになって、いかに無駄を省いて行くかに焦点を合わせがちになります。

それでは深く学ぶことができません。

比較せずに絶対的な価値観で学ぶ方が結局は成果も出ますし、勉強嫌いになることはないのです。

 

相対的な勉強とは

 ・偏差値、平均点、順位などの位置を基準にした勉強

 ・時間で区切ったり、形や体裁にこだわる勉強

 ・点数にこだわりすぎて内容を軽視する勉強

 

 結果 ・勉強が嫌いになる。 

    ・他人との競争を強く意識する。

    ・深く考えなくなる。

 

絶対的な勉強とは

 ・この分野をすべて理解しようと思う勉強

 ・知りたい、分かりたい、なぜだろうという欲求からの勉強

 ・質や量で勉強進度の具合を見る

 

 結果 ・深い内容の勉強ができる。  

    ・知的好奇心が増える。

    ・勉強を好きになれる。

 

このような違いがあるのです。

 

ベースは「絶対的な勉強」とし、時間に制限があるテスト、入試直前期には、一部「相対的な勉強」を取り入れるぐらいがちょうど良いのです。

 

周囲の大人も、「相対的な勉強」でお子さんの学習状況を見るのではなく、環境づくりとして「絶対的な勉強」ができる言葉がけや問いかけをしてあげると良いのではないでしょうか。

 

教養堂では「絶対的勉強法」をおすすめしています。

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