勉強の話 2021年7月14日|水曜日
教養堂のこだわり指導ポイント⑦ 説明会・入塾面談・懇談会
塾とご家庭をつなぐ、面談や懇談会について、これまでの経験を書いてみます。
教養堂の入塾面談や個別説明会では、親御さんとお子様、塾長の三者面談を行っています。
通常の定期懇談では、保護者様との二者面談、受験の進路懇談では三者面談になります。
最初の入塾面談では、お父様がいらっしゃる場合、お母様がいらっしゃる場合、ご両親そろっていらっしゃる場合それぞれご家庭によって違いがあります。
最初だけ、ご夫婦で参加、以降はどちらかが主に担当するというご家庭もございます。
そこはご家庭の教育方針がおありなのだと思います。
もちろんシングルファーザー、シングルマザーのご家庭もございます。
お仕事で来られないご家庭もありますので、こちらが臨機応変に時間帯を調整いたします。
また、ご両親が多忙すぎて、いつもお祖父様やお祖母様がお越しになられるとか、お父様が単身赴任でお母様が多忙のため、年上のお姉様が代理でお越しになるご家庭もありました。
ずっとお父様がいらっしゃって、ついぞお母様には一度もお目にかからないこともありますし、その逆もまたあります。
以前、中3や高3の受験学年に限っての1年間はお父様が担当する、というご家庭もございました。
また、重要な局面での懇談のみ、ご夫婦2人で参加、というご家庭もございます。
このように、ご家庭の方針がある場合は、塾側も対応しやすいです。
それでも、お忙しい中、お父様、お母様が時間を捻出してわざわざ懇談にお越しいただけるご家庭でしたら、それだけで十分ありがたいことです。
最近はオンラインでの懇談も可能です。
教養堂では、対面の懇談も大事にしながら、こうしたITツールも取り入れていきます。
ちょっとやりにくいな、というものに、
気まぐれにお父様、お母様がコロコロ変わるという場合です。
しかもお父様とお母様のお子様に対する方針や意見が違う場合。
これはやりにくいです。
そういうご家庭は、懇談に参加する担当を固定していただけると助かります。
たとえコロコロ変わったとしても、お父様お母様の教育方針に意思統一がなされ、ブレがない場合、こういうご家庭はどちらがお越しになったとしても違和感がありません。
やはりご家庭内の教育方針の統一の有無が鍵でしょうか。
避けたいのは、
それまでお母様がおもに懇談にお越しになっていたのに、受験最直前になって、普段まったく影も形も見せなかったお父様が、突如お越しになる場合です。
受験直前まで、十分ご家庭で受験方針が話し合われていない、家庭内で戦略を立てて来られなかったご家庭に多いパターンです。
まず子どもと親に断絶があり、さらに夫婦間でも意見の相違が見られる場合です。
受験直前期には、そのようなご家庭内の内情が透けて見えることがあります。
受験というのは、もちろんお子様本人が一番の主役ではありますが、ご家庭内の意思統一、塾との連携というのも大切になります。
特に進路についてのご家庭内での話し合いは、落ち着いた環境を作ることをお勧めします。
たとえば、テレビを切ったり、スマホの電源を切ったりして、「これから大事な話をするぞ!」という場の環境を整えます。
これには少々コツがあります。
もう少し書いてみたいのですが、お時間が。
これについては、もう少し深堀りしますので、このシリーズのどこかでまた。
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