塾の日記  2023年1月7日|土曜日

冬期講習2022 #3 新年初日 中3入試対策クラス

年が明けて、2023年の授業初日。

 

毎年、初日の授業では新しいスーツに袖を通すことにしています。

今年は1960年代スウィンギング・ロンドン風のモッズスーツにしました。

このスーツは、今私に一番テンションを上げてくれます。

 

毎年の初授業は、高校受験を控えた中学3年生のクラスになります。

集中度合、吸収力が最高潮に達しています。

中学3年生のこの時期の教養堂の塾生達には、ほぼ毎日顔を合わせますし、一人ずつどんな精神状態でどんな学習状態か、調子が良いのか悪いのか、阿吽の呼吸で分かり合えます。

年が明けたならば、もう走るしかありません。

 

授業をする前の「マクラ」では、一見関係のないような話から入ります。

みんなよく聞いてくれます。

もちろん笑いも起きます。

この時期はやはり、生きること、とか、仕事の事とか、人の事の話題が多くなります。

 

細部まで緻密にチューニングされたキレキレのF1マシンのような有機的なクラスに仕上がっていますので、何をどう話してもみんなレスポンスの感度が高く、頷く間が絶妙です。

 

そしてお互い口には出さないけれど、今のこの授業の日々がいつまでも続くことはないことを感じています。

教養堂の毎日の授業や学習が、あとひと月もすれば入試を迎え、終わりを告げることをみんな知っています。

受験の不安と、受験が早く終わって欲しいという気持ちと、この充実した日々の終わりへの寂しさが、通奏低音の響きとなって独特のクラスの空気を作っています。

 

特に今年は入試改革の元年になります。

例年より入試日程が前倒しになっているので、余計に入試までのカウントダウンが早く感じます。

 

受験までの特別なひと月を塾生とともに過ごします。

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