塾の日記 2025年7月10日|木曜日
ある夏の日の小学生授業前
ある夏の日の小学生授業前の風景。
汗をかいて通塾してくれる。
クールダウンするため授業前に水分補給とちょっとしたゲームをする。
立体四目並べというゲームがあったのでひと勝負。
立体四目は普通にやると面白くない。
普通にやるのではなく箸を使ってみた。
ついでに箸の持ち方をチェックしてみようと思った。
昭和のある映画監督の巨匠は、撮影前に候補の俳優を集めて食事会を催した。
そこで箸の持ち方をチェックして、綺麗に使っていた俳優だけを後日器用したそうだ。
箸の指導をする気満々だったが、意外や意外みんな正しく持っている。
しかも器用につまんで玉をはめていく。
お見それいたしました。
見直したぞ小学生君たち。
そしてそれはご家庭の躾が行き届いていることの証。
穴の部分に箸を挿すのは邪道にして、ちゃんと玉を挟み込むのをルールとした。
手先を器用に動かすのは大事なこと。
年始初めに新聞社からいただいた箸が余って捨てずに取っておいたのでそれを使う。
いわゆる祝い箸である。
これだと長く使い方も難しい。
端に丸みがあるので使いにくい。
小学生君たち、普通の割り箸とちょっと違うことに気づく。
・やや長い(24㎝)
・中央が丸みをおびている
・割り箸のように割らず初めから分かれている
・両方の端が同じように細い
・漆塗りではなく白木
・箸を入れた袋に「寿」と書かれている(小学生君たちはこれを寿司と読みとった)
いつもとちょっと違う箸に気づけたのは感度良好だ。
今度、それで授業をしてみるか。
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