勉強の話  2022年1月23日|日曜日

高校入試の準備① 私立過去問を解く前のポイント5つ。

いよいよ私立高校一般入試の時期が迫ってきました。

学年末の最後の定期テストを終えた中3受験生は、私立高校の過去問演習に入っている人も多いのではないでしょうか。

書店でも近隣高校の入試過去問題集が平積みで販売されていますね。

 

さて、この過去問の取り扱いですが、

普段の勉強とは違う注意点があります。

知らないとかなり焦ることにもなりますので、注意点をご紹介いたします。

 

ポイントは5つ

①問題集の解説は鵜呑みにしない

②「地雷」「アリ地獄」問題

③ちょいちょいレベルのミス

④過去問ができなくても落ち込まない

⑤過去問と同じ問題はまず出ない

 

 

①問題集の解説は鵜呑みにしない

 

市販で出ている過去問題集の解説ですが、この解説は「要注意」です。

 

特に「数学」の解法解説が、「警戒」レベルです。

ここで紹介されている解説はあくまで一例だということです。

 

この解説だけが正しいと思わないでください。

これ以外にも解き方が他にもありますし、もっと簡単に解ける方法があります。

 

時には、わざと難しいやり方で解説しているの?

と思うような解説が散見されます。

 

これしかない、と思わないでください。

 

良質な数学の応用問題にはいく通りも解法があります。

それが数学を解く醍醐味ともいえますが、

いかんせん、入試直前期の過去問演習では心の余裕がありません。

 

解法は他にもある、ということだけ覚えていてください。

 

 

②「地雷」「アリ地獄」問題

 

私立高校の入試には、奇をてらった問題や難解な問題が少なくありません。

やたら時間のかかる問題もあります。

また、純粋に「教科書にはない習ったことのない問題」もあります。

 

このような「地雷」を踏んではいけません。

「蟻地獄」にはまるようなものです。

さっさと「損切り」して次のできる問題からやりましょう。

 

 

③ちょいちょいレベルのミス

 

信じられないかもしれませんが、

ミスプリがあります。

 

ミスには2通りあり、入試問題の原本にある場合と出版社側の入力ミスの場合があります。

 

入試原本にミスがある場合は、当日訂正が入っていたかもしれませんが、出版社が印刷する段階でそのミスが伝わっていない、または訂正されていない場合があります。

 

出版社側のミスは、特に解説にある場合があります。

 

いずれにしても、「ちょいちょい」レベルであります。

おそらく入試過去問の性質上、過去の訂正が反映されないままになっているのだと思います。

 

 

 

例えば、名城大学附属高等学校の平成29年度(2017年度)の国語問題。

 

問14の22と23の答えですが、「東京学参」の参考書(写真下)には答えがありません。

 

 

 

冊子形式の「教栄出版」(写真下)の解答には、「学校当局により問題削除」とあります。

おそらく出題の仕方で、訂正があったのでしょう。

 

 

「東京学参」を使っている受験生は、答えが見当たらないので焦りますね。

「教栄出版」を使っていても、解答を見て初めて「削除された」ことを知りますので、受験生にとっては、「ええ!?」となりますよね。

特にこの問題は説明文の最後の要旨を問う問題ですから。

 

高校入試過去問の問題集の世界では、特に私立高校の過去問にはこのようなミスがちょいちょいあります。

 

 

④過去問ができなくても落ち込まない

 

私立高校の入試問題は難問に挑戦することも大事ですが、時間内に最大限の実力を出せるかを測るものとして解いてみてください。

公立入試や定期テストとは違って、低い正答率でも合格できるところもあります。

また8割以上取ると、特待合格ということもあります。

そういう種類のテストですから、完璧主義的な考えを一旦おろして、できるところを確実に取れるようにしてみてください。

 

 

⑤過去問と同じ問題はまず出ない

 

当たり前ですが、過去に出た問題と同じ問題が出ることは、基本ありません。

過去問演習にこだわらないことも大切です。

制限時間や出題傾向、問われ方の癖を探るという意味での調整ぐらいに考えたほうが良いですね。

KEYWORDS

お問い合わせ

top