勉強の話  2023年11月28日|火曜日

教養堂のこだわり指導ポイント⑧ 教材・テキスト・問題集

塾対象の教材会社の教材展

11月ももう終わり、12月にさしかかろうという季節。

お世話になっている教材会社の教材展へ行ってまいりました。

このような教材展は年末年始にかけて教材会社各社が行っています。

私はできるだけ参加しようと思っています。

ちょっとしたことでも新しい情報に触れたいと思うからです。

 

今回はおもに来年度へ向けての小学生用教材をいち早く見ることができました。

来年度2024年度は、小学生の教科書が改訂される年度にあたります。

大幅な改定ではないようですが、それでもQRコード化が進んだ教科書となっているようです。

 

教材で塾生をイメージ

今日の会場では、これは良いな、と思うテキストが数冊ありました。

見本教材を手に取った瞬間、塾生の顔が浮かびます。

 

あの子にぴったりだな、とか、これを使った授業運営はこうなるな、とか、

即座に頭の上でパノラマ映像として思い浮かびます。

 

教養堂で使用する教材はどれも私のお勧めで、妥協して使うことはありません。

しっかりした内容の教材ばかりですが、そのポテンシャルを100%以上出すのが、講師である私のつとめ。

どういうタイミングでどのように投入するのか、その前後の授業の状況や塾生の習得の推移など、細部にわたり詰めて考えていきます。

 

食材があるとして、それをどのように包丁で切るのか、どの切り方か、どのタイミングで煮る、焼く、蒸かす、燻すのか、その時の出汁は?など料理人のごとく、一つの教材を徹底的に吟味します。

 

先日、教養堂にお寄りになったある教材会社の担当の方からは、

「先生は毎年毎年、教材を吟味されていてこだわりが素晴らしいです。」

と言われました。

 

教材選びを積み重ねて

確かに毎年、教材は白紙ベースで考えています。

結果的に同じ教材になっている教科もありますが、少しずつ年によって何らかの教材が変わっています。

 

そういう教材はとことん使い切ります。

塾生によっては2回3回と繰り返し演習することもあります。

そういう教材ですから愛着も湧きます。

 

本日も導入したい教材が見つかり、今から楽しみになっています。

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