勉強の話  2020年8月30日|日曜日

ロックで学ぶ英語の「5文型」ローリングストーンズ この5曲

A rolling stone gathers no moss.

転がる石は苔むさず

 

 

転がる石には苔は生えない。

 

もともとは、

 

「いつも転々としている人は、成功しない。」

 

という意味ですが、

 

「つねに新しい環境に身を置こうとする人は、自分を向上させられる。」

 

という意味も付け加わり、どちらともとれる意味の格言になりました。

 

 

今の私は、後者の解釈が好きで、苔好きもプラスして、座右の銘の一つにしております。

 

 

『Rollin’ Stone』 マディ・ウォーターズ 1950年

 

 

シカゴブルースの巨人マディ・ウィーターズの曲名から採ったバンド、ザ・ローリング・ストーンズはイギリス・ロンドンで1962年に結成されました。

 

名古屋ドームのストーンズ

以前、名古屋ドームでストーンズのライブ公演がありました。 

一度は見ておきたいと思い立ち、高額なチケットに涙しながら行きました。

オープニングはおなじみ「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」

 

キース・リチャーズが、いつものようにくわえたばこでギターを弾いていました。

ナゴヤドーム内、一応、禁煙なんですけど。

さすが、ローリングストーンズ。

 

ミック・ジャガーは相変わらずの動きでキレキレ。

チャーリー・ワッツは黙々とリズムを刻んでいました。

私のA席からは豆粒ほどしか見えませんでしたが、それでもストーンズを生で見られたことが感動でした。

 

私は、ブリティッシュロックは、ビートルズから入ったので、長らくローリング・ストーンズは疎遠でした。

ビートルズ → ザ・フー → キンクス → スモール・フェイセス → ピンク・フロイト → クリーム → レッド・ツェッペリン → ディープ・パープル etc.

と聴きましたので、ストーンズが入り込む余地がなかったのです。

 

 

ところが、後にロバート・ジョンソンやマディ・ウォーターズなどのブルースに親しむようになってから、ストーンズを聴き始めました。

60年代のストーンズの多彩な曲群に見事ハマりました。

 

初期のストーンズのリーダー、ブライアン・ジョーンズのスノッブなたたずまいにはかなり影響を受けました。

ブライアンは進取的な気質で、ロックに打楽器のマリンバを入れて独特なグルーブ感を出したり、インド楽器のシタールや、アルト・リコーダー、アフリカの民族音楽を貪欲に取り入れたりして、新しいロックを模索しました。

 

 

 

2021年度から「5文型」が中学生も必修に

英語の基本5文型は、これまでは高校1年生の一番最初で習いました。

すでに今の中学校の英語の教科書にも掲載されていますが、2021年度以降の新しい英語の教科書では中学でもしっかり習うことになります。

 

ロックで学ぶ英語シリーズ、今回は「ローリング・ストーンズ」から学ぶ5文型の特集です。

ストーンズの名曲の題名を5文型で紹介します。

 

 

 

第1文型 SV  主語 動詞 (修飾)

『She Smiles Sweetly』  1967年

 直訳:彼女はやさしくわらう。

 

 

 

 

第2文型 SVO  主語 動詞 目的語

『(I Can’t Get No) Satisfaction』  1965年 

直訳:私は満足を得られない。

 

 

 

 

第3文型 SVC  主語 動詞 補語

『She’s A Rainbow』  1967年 

直訳:彼女は虹です。

 

 

 

 

第4文型 SVOO 主語 動詞 目的語Ⅰ 目的語Ⅱ

『Tell me』 (You gotta tell me you’re coming back to me)  1964年 

直訳:君が私のところに戻ってくることを、君は私に伝えなければならない。

 

左から、ミック・ジャガー ビル・ワイマン ブライアン・ジョーンズ    キース・リチャーズ チャーリー・ワッツ

 

 

 

第5文型 SVOC 主語 動詞 目的語 補語

「Paint It Black」  1966年 

直訳:それを黒く塗れ。

 

 

 

番外編  第1文型のbe動詞 SV 

第1文型のSVのうち、be動詞をつかう文型があります。

これは、第3文型 SVC のbe動詞「状態」(~である)の意味ではなく、「存在」 (~にある)を表す時に使います。

 

『Time Is On My Side』  1964年 

直訳:時代は僕の側にある。

 

それでは、アメリカでの海外公演 エド・サリバン・ショーからの音源でどうぞ。

 

 

ムッシュ(かまやつひろし)も、ブライアン・ジョーンズを高く評価していましたね。

では、スパイダース版もご紹介。

 

 

ローリング・ストーンズの曲は他にもたくさんあります。

同時代のビートルズの曲はよく英語の教材としてピックアップされますが、ストーンズの方が英語初学者には学びやすいのでおすすめします。

 

 

 

教養堂主人 敬白

私が教養堂を開塾する頃、

この曲を時々聴いて、「時代は僕に味方している」と思い直して、ここまでやってこられました。

 

人の言うことに安易にしたがわず、自分の信念にしたがったことが、今では結局は正しかったと実感しています。

 

Time is on my side.

Yes,it is.

 

いつまでも苔むさず

教養堂は、私のローリング・ストーン(転がる石)。

 

ロック(一枚岩)であり、キーストーン(要石)、そしてマイルストーン(一里塚)。

 

この先も転がり続けていきます。

Like a rolling stone.

 

 

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