こんな話  2021年12月1日|水曜日

全国伝統的工芸品展「KOUGEI EXPO IN AICHI」

愛知県の中部国際空港(セントレア)の国際展示場です3日間限定で開催された「KOGEI EXPO IN AICHI 全国伝統的工芸品展」を訪れました。

全国の地場産業の伝統的工芸品を一挙に集めた展示で、その場で商談や購入もできます。

 

もともと伝統産業に興味を持つ私奥村は、「おくたび」と名付けて全国へ取材に出かけてもおります。

各地を訪れるたびに、その土地の伝統的工芸品を購入して、教養堂の棚にディスプレイしています。

塾生には実物を手に取って実感してもらいたいからです。

 

さて会場では写真撮影も可能でしたので、一部ご紹介します。

 

こちら、愛知県が誇る伝統的工芸品「有松・鳴海絞」です。

 

 

東京(江戸)からは「浮世絵」。

歌川広重の日本橋の浮世絵の刷り方を実演中。

 

 

新潟の「小千谷縮」を伝統的な織り方で実演中。

 

 

京都からは「京友禅」。

こちらのお題は「萩に月」です。

構図が素晴らしいです。

 

 

絹織物の紹介では、蚕からどのように絹を作るのかを分かりやすく展示。

こちらの「お蚕様」、本物です。

よく見ると動いています。

そして、草をムシャムシャ食べてます。

 

塾生たちに見せてあげたかったぁ。

蚕から繭、そして光り輝く絹糸。

感動します。

 

こちらも本物の繭から糸車で実際に絹糸にする作業です。

お湯につけた繭から糸を引きます。

 

 

「金継ぎ」

究極のサスティナビリティ。

再利用を芸術の域まで高めた日本が誇る文化。

 

 

会場でいただいた「伝統的工芸品」のパンフレット。

教養堂塾生の中学生全員分いただくことができたので、もれなくプレゼントします!

 

 

また、会場では即売会もありました。

私は西陣織のネクタイが破格の値段で売られていたので思わず購入。

教養堂のラッキーカラー「マリーゴールド」のネクタイです。

今度の授業でそのネクタイを締めてご紹介します。

 

ちなみに、「西陣織」は今555周年だそうです。

応仁の乱(1467年)の時の西陣なので、1467年+555年=2022年になります。

 

 

会場では簡単なアンケートに答えて「越前和紙」のメモパッドもいただきました。

 

 

ここに紹介した画像以外に、実演されていた職人さんの仕事風景も動画に収めております。

教養堂の授業でご覧いただけます。

お楽しみに。

 

「地理」の教科書の日本の各地方単元に必ず出てくる「伝統的工芸品」「地場産業」。

丸暗記するだけではもったいないです。

教養堂ではこちらの資料をもとに、時間の許す限り塾長が語りたおします。

 

 

会場からの帰りは、名古屋駅まで無料シャトルバス。

セントレアから伊勢湾を渡る時に夕日が見られました。

 

 

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