勉強の話  2018年5月9日|水曜日

教養堂の小学生コース⑦ トランプを使った暗算練習

「トランプ」を使って

小学生のうちに身につけておいていただきたいことに「暗算」がありますね。

中学、高校と学年が上がるにつれてやはり計算はついて回ります。

もちろんしっかり筆算ができることは言うまでもありませんが、別ルートでしっかり「暗算」ができるようにしておいていただきたいですね。

おおむね小学3年生までに、+・-・×・÷ の四則計算が出そろいます。

小学3年生までにすらすらと繰り上げ、繰り下げの足し算、引き算ができると良いですね。

 

ワン・オブ・ゼムとしての「百ます計算」

ちなみに計算が速くなる指導法として、「百ます計算」があります。

ご家庭でもかなり浸透しているのでしょうか。

「百ます計算」にはいろいろ効用がありますが、第1に「昨日の自分との比較」ができることでしょうか。

タイムを計測して前回との自分と比較することで、自信を高めるのです。私は「百ます計算」はまずこの点が大切だと思っています。

 

「百ます計算」はある時点で「飽き」ます。

飽きている子がいたら、それは正常な反応だと思います。

ダイエット法でもある特定の食材をたべるだけで痩せるというものではないのと同じです。

 

 

トランプ暗算

教養堂にとって、「百ます計算」はあまたある指導法のうちにOne of Themでしかありません。

10の補数計算。

第一種割り算から第三種割り算まで。

3ケタ・4ケタなどの10回足し算と10回引き算、10回掛け算、10回わり算。

素数割り算と循環小数。

たくさんある方法として今回おすすめするのが、「トランプ」を使った計算です。

 

①まず、同じマークのトランプを1種類用意します。スペードとかハートとか。

②同じマークのカードは1~13までありますね。11はJ、12はQ、13はKです。

③同じマークをすべて足すと「91」になります。

④そこで、トランプ13枚を裏にして、1枚ずつ出して足していきます。

⑤最後に、「91」になれば正解です。

 

⑥さらに「91」から今度は出た数字を引いていきます。

⑦最後に「0」になれば正解です。

 

⑧速くできるようになったら、2種類のカードを混ぜて合計を「182」にして行います。

⑨さらにすべてのカードを使って「364」でやってみても良いでしょう。

⑩黒と赤を利用すれば、正負の計算ができます。小学生でもマイナスを教えればすぐできます。

 

教養堂では小学生の授業の初めにこれを数分間取り入れています。

この計算練習の利点は、「暗算」を楽しくできることと、次にどんな数が来るか分からない「予測不能」である点です。

自然と暗算の力が身についてきます。ご家庭でも試してください。

これに似たものは漫画「ドラゴン桜」にもご紹介されていましたね。

小学生の場合はまず1種類から始めることですね。

 

子どもにさせるコツ

ちなみに、これを子どもにさせる時のコツがあります。

大人(親)がおもむろに黙って、まずやってみせるのです。

おそらくけっこう大人でも苦戦すると思います。

それを子どもに堂々と見せてください。

1回だけでなく、2回、3回とやって見せてあげてください。大人がまず独占するのです。

このゲームはむしろ認知症予防を含めて、大人こそ効用があります。

 

そして、子どもがやりたくなって初めてやらせてください。

「貸して、貸して」といったらしめたものです。

 

興味を持つこと

子どもが興味を示さなかったら、その日はあきらめてください。

「興味を持つ」という本質的なことを優先させます。

勉強を「強制」させずにいかに楽しくさせるか、ということについては私は今でも研究していますが、長期的な視野を持つということが必要になりますね。

KEYWORDS

お問い合わせ

top