勉強の話  2018年7月12日|木曜日

教養堂の中学生コース⑥ まじめに勉強しているけど伸び悩んでいる子へのアドバイス

その「努力」の方向性

まじめに勉強しているし、時間をかけているけど、なかなか結果に結びつかない、そんなケースの子はこれまでにも入塾面談などで相談されることがあります。

あまり勉強していない場合は、学習量をあげるだけで伸びる場合がありますが、この場合だと指導にも気をつける必要があります。

 

努力しているし、コツコツ頑張っているし、やろうとしている。

むしろしっかりやっている。

 

なのに結果が思うように結びつかない。

これは本人が一番きついのです。

どう努力すべきかが見えてこないからです。

こういう子の指導こそ塾の役割の真骨頂です。

 

まず努力の仕方を検証すべきですが、ここでは、しっかりやっていて勉強時間もそれなりにかけている子に共通する一つのパターンをご紹介します。

 

勉強には「旬」というものがあります。

それを逃している子は、なかなか伸びません。

 

どういうことかというと、学校で授業を受けた時の態度や、塾で新しく教わった時の聞き方に問題があるのです。

その時に、いかにその場で理解して処理するのか、という緊張感に欠けている場合が見られます。

つまり、後で復習したりまとめたりして覚えればいいから、今は「なんとなく」聞いておこう、「なんとなく」ノートに書き留めておこう、というものです。

このような癖がついている子は、あとで勉強するにしても、実は授業を受けている時間以上に膨大な時間をかけて覚えなおさなければいけなくなり、非効率なのです。

 

例えば、こういうことはないでしょうか。

お気に入りの歌があって、毎日聞いているおなじみの歌。

でも、歌詞の意味を真剣に考えたことはなく、歌詞カードを見て初めて歌の内容が分かった、というような経験。

 

上記の子はまさにそうで、授業での先生の言葉がまるで歌のように流れている状態なのです。

 

もちろんそれまでの勉強の蓄積が足りず、授業についていけない場合、その場で理解することは難しいでしょう。

しかしそういう子でも、しっかり聞く姿勢がある子は、それまでの内容をおさえれば成績向上は見込めます。

 

ちょっとした意識改善

あとで勉強すれば何となかなるという緊張感のない子の場合は、考え方を変える必要があります。

まずノートに何でも書くということを少しセーブしてもいいでしょう。

 

・先生が話している時は聴くことに集中する。

・ノートを書く時は一字一句板書を正確に写すのではなく、自分なりにまとめてみる。

・この一回でしっかり理解しようとする。次はない、という意識。

 

一回目で仕留めるという意識を持つことです。

このような意識改善をしてあげると、効率の良い勉強に上向きます。

これには、聞き取る力、読解力も必要になります。

語彙力があれば聞き取る情報量は上がるからです。

 

それにもまして、ただやり方を変えた方が良いよ、と具体的な内容まで含めてアドバイスをするだけでもいいです。

もともと勉強量の多い子であれば、すぐ改善できます。

 

努力しているのになかなか成績が上がらない子に、本当に有効なアドバイスをしてあげたいと思います。

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