塾の日記  2019年8月2日|金曜日

夏休みの宿題 「税の作文」

中学校の夏休みの宿題にはいくつかの「作文」の課題があります。

「人権」「環境」「税」などなど。好きなテーマを一つか二つ選んで書くことになっています。

 

先日の中1の授業では、「税の作文」を書こうと思っている塾生が多かったので、授業の初めに、「税」について話してみました。

私の記憶では、以前は「人権」が多くて、「税」をチョイスする子は少なかったのですが、最近は違うようです。

 

「税」について詳しく習うのは、中3の「公民」です。

以前は、中3の初めから習っていたのですが、「歴史」の近現代にもっと時間をかけて教えるべきだということになりました。

現在では中3の1学期まで「歴史」の現代史を習います。

ですからその後から「公民」に入ります。

「人権」→「政治」→「経済」という順になり、「税」を習うのは、もう12月頃、下手をすれば1月ということになります。

 

ですから中1の子にしてみれば、「税」についての情報はほとんど持ち合わせていません。

そこで、「税」についてネットなどで調べてみよう、ということになると、この「税の作文」を主催している「国税庁」のホームページにまずは行くことになります。

ここでの税の理解は、国税庁が国民に知らせたいという情報が載っています。

 

税の作文(中学生・高校生)

 

例えば、消費税についても、さまざまな論議がありますので、このホームページを鵜呑みにするのは学問上の立場としてはおすすめできません。

人権や環境であれば、子どもたちの身近な話題から作文ができますが、税についての作文は、健全な納税意識を育む以上に、情報バイアスがかかるおそれがあります。

 

いわゆる「メディアリテラシー」というもので、賛否両論どちらにも触れてから自分の意見を考察していくのが正しい在り方なわけです。

 

そこで、授業の初めに「税」の話をしたら、みんな興味津々。

次から次へと質問が挙がりました。

それもそうですね。

2019年10月1日に消費税が10%になると言われています。

子どもたちも税について身近に感じていますよね。

どんどん質問に答えていくワタクシ。

軽減税率、累進課税、所得税、法人税、相続税、物品税、間接税、タックスヘイブン、国債、日本銀行、貨幣……。

 

質問に答えていくと、さらに、アレも話しておこう、コレも話しておこう、ということになり、気づいたらすでに小1時間。

公民は、本当に大事です。歴史地理と切り離して別個の教科として独立させて、中学校3年間ずっと習っていても良いくらいです。

 

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