勉強の話  2017年12月25日|月曜日

十代で知っておきたい伊達政宗のコンプレックス克服法

知的な子や感受性の高い子ほど、孤独感を感じやすい気がします。

そしてそういう子ほど人知れず自分で悩みや迷いを解決しようとするかもしれません。

決して周りの人には気づかれないのです。そんな時、勇気を与えてくれるのは古今東西の偉人です。

今回、紹介するのは戦国時代末期に東北を駆け抜けた若き戦国武将、伊達政宗です。

 

私は長年、伊達政宗の生き方をテーマにした授業がしたいと思っており、ふと思い立って12月の真冬に仙台を訪れました。「仙台」という名前自体、政宗が付けました。2017年は生誕450年でもあります。

夕方、青葉城公園の伊達政宗公像を写真におさめようとしたら、偶然空高く、ひこうき雲が見られました。

 

伊達政宗は伊達家の長男として生まれましたが、幼い時に目を悪くして片目になってしまいます。

武将としては致命的です。かなりのコンプレックスでしょう。

何と実母はそんな政宗をかばうどころか逆に疎んじ、次男を次の当主に推しました。戦国時代の非情さでしょう。

 

しかし政宗には他の戦国大名と違う点が一つありました。

それは幼い時から学問を積んでいたことです。

同時代の戦国大名に比べ、漢詩の素養は群を抜いています。

東北という都から遠い地にありながら、京都の歌人に引けを取らないほどの実力でした。

現に政宗が作った漢詩は今でも傑作として残っています。

彼には遠藤基信という月山の修験者で知恵者が近くにいました。この老学者から経学、史学、詩文を教わっていたのです。

 

そんな中、中国の唐末期に活躍した「李克用」という武将の事を知ります。この李克用は片目で「独眼竜」と呼ばれていました。

彼の軍団は黒装束で統一した精鋭部隊で、「鴉軍」(カラス軍)と呼ばれ恐れられていました。

 

この史実をどうやら若き政宗は学んだと言われています。過去にそのような人がいたことで、おそらく模範としたのではないでしょうか。

コンプレックスを跳ね返し、それどころか「わしは李克用の生まれ変わりなり」と自己暗示したかもしれません。

さらに政宗の軍団も黒装束にしました。その後の活躍は歴史の通りです。ちなみにスターウォーズに出てくるダース・ベイダーは伊達政宗の黒かぶとを手本にしています。

 

過去の偉人や伝説的な人物に自分を投影すると、目には見えないエネルギーをもらえます。

10代は特に自己暗示も有効です。

偉人から自信をもらうのです。

 

教養堂では、「伝記シリーズ」を揃えています。

いろんなパターンの生き方を学べば、きっと自分だけの心の師に出会えることでしょう。

 

 

 

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