指導の成果  2020年2月3日|月曜日

勉強に自信がなくなり、1学期途中から入って頑張った中1の男の子

新中1、激変する環境。

私は中1の1学期を考える時に、かつて中1の1学期の途中、6月初めに入塾してきた男の子のことをよく思い出します。

この子は、おそらく小学校の時には勉強に苦労することもなく、極めて普通に過ごしてきたのでしょう。

小学校での単元テストもいつも90点以上。

勉強の考え方が小学校の延長ぐらいと思って中学校に入学したと思います。

 

一番上の子、要注意。

そして、この子は兄弟で一番上の子でした。

つまり、ご家族の中でも中学校の勉強の情報があまりない状態だったのです。

下のお子さんなら、上のお子さんの情報を家族で共有していますし、保護者の方も先を見据えて見守ることができます。

やはり第1子はご家庭でも手探りなのです。

 

6月初め頃といえば、1学期期末テスト2週間前であわただしい頃。

 

 

タイミングを逃すと勉強アレルギーに

というか、もう自信を無くし始めていて、勉強に対するアレルギーを持ち始めている感じがしました。

ですから、表情もどことなく暗く、目も伏し目がち。

ああ、この子が勉強に対して自信を持ってくれれば。

できたら、3月4月の春期講習から入っていたら、もう少し精神的には楽だったはず。

 

今思うと、これが9月の入塾でしたら、もっと大変なことになっていたと思います。

6月入塾でも本来は塾としては避けたいです。

期末テストの準備で大忙しのこの時期。

塾生なら、2月3月から万全の準備で進めていますので、6月から入ってくるというのは、「今さら感」が強いのです。

 

よく歯医者さんに言われる言葉。

「もう少し早く来ていただければ。」

という例のアレです。

 

順序だてて説明することで自信を回復

最初に「数学」を教えた時に、

1次方程式の計算の仕方が全く理解できていませんでした。

 

どうも1次方程式の両辺を足す引くと、かける割る、のやりかたが混同しているのと、移行のやり方がわかっていないことに気づきました。

そこで、ひとつひとつ、解法を手順を踏んで説明しました。

 

入塾して3回の授業で

この時、慌てず、その子の理解スピードで無理なく進めます。

そうして、3回の授業をかけて移行まで教えると、ようやく表情が明るくなりはじめました。

 

この3回の授業が、おそらく彼の勉強の自信を取り戻す貴重な経験となりました。

これは間に合ったケースなのですが、本人もそれまで相当つらい時期を過ごすことになりました。

 

その後、順調に成績を伸ばし、中2になるころには学年ヒトケタ。

部活動と両立しながらも、高校受験の勉強は余裕でした。

県下でも有数の進学校に進み、国立旧帝大の一つに進学しました。

あの時に出会えなかったら、みすみす才能をつぶすところでした。

 

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